去る9月19日、ギターショップアウラ試奏室にて行なわれたラファエラ・スミッツマスタークラスを聴講して参りました。
13:45以後からしか参加する事が出来ませんでしたが写真付きで以下に講座の様子をお伝え致します。

時間 受講者 曲目(作曲者) 使用楽器

11:00~11:45  Y.M  練習曲8番 (G.レゴンディ) 19世紀ギター
11:45~12:30 J.M ソナタ1楽章 (A.ディアベリ) 19世紀ギター
12:30~13:15 S.M Prelude No.1 Simbi(Frantz Casseus) モダンギター
13:45~14:30 N.Y 恋人の嘆き (J.メルツ) 19世紀ギター
14:30~15:15 T.S マルウ゛ィーナ(J.メルツ) 19世紀ギター
15:15~16:00 T.H チェロ組曲第一番より (J.S.バッハ) M.バルベロ・イーホ
16:00~16:45 S.Y 特性的小品集より (F.M.トロ―パ)  尾野薫
17:15~18:00 N.A カヴァティーナ組曲より (A.タンスマン) P.ベルナベ
18:00~18:45 H.M マルボローの主題による変奏曲 (F.ソル) 星野良充
18:45~19:30 T.A 入江のざわめき、朱色の塔 (I.アルベニス) J.ラミレス


Y.Mさん  練習曲8番 (G.レゴンディ) 19世紀ギター

最初は残念ながら聴けなかった前半の方の写真ですが、前半は19世紀ギターで受講される方が多く居ました。

J.Mさん
J.Mさん ソナタ1楽章 (A.ディアベリ) 19世紀ギター

19世紀ギター受講者には音楽表現や技術の他、19世紀ギターとモダンギターの弾き方の違いやa指を使わない演奏スタイルの歴史的背景や個人的見解 (「当時は小指を表面板にくっつけて弾いていたのでa指が使いにくかったのではないだろうか」との事。)などを交えて解説していました。

N.Yさん
N.Yさん 恋人の嘆き (J.メルツ) 19世紀ギター

T.Sさん
T.Sさん マルウ゛ィーナ(J.メルツ) 19世紀ギター

T.Hさん
T.Hさん チェロ組曲第一番より (J.S.バッハ) モダンギター

人員の都合上写真は少なくなってしまいましたが、後半のモダンギターでの受講は多く聴く事が出来ました。「あなたの人生に於ける音楽のあり方は?」という 様なディープな質問から、技術の話、音楽表現や楽曲形式について、体の状態についての話、イメージトレーニングについて、フレットノイズ対策、他楽器の編 曲について・・・。バラエティ豊かでいて、しかも濃い内容の講義だと感じました。

解説中のラファエラ・スミッツ女史
解説中のラファエラさん

中でも印象的だったのは、歌声で複数の声部を歌って確認してみる方法でした。「3声の曲の3つの声部の内、1つの声部を声に出して歌う練習をすると よいでしょう。ギターではやっている人は少ないようですが、ピアノ等では当たり前のように行なわれている方法です。」と言いつつ歌うスミッツ女史の歌声は 伸びやかで美しい声でした。

あれだけの長時間マスタークラスを行い、翌日にはコンサートで弾くという話でしたが、そのバイタリティにも驚かされました。

毎回名ギタリストを招いてのアウラ音楽院主催マスタークラスですが、今回も様々な角度からの充実した内容のすばらしい講義になりました。