八王子教室(学芸大、渋谷、上野入谷講師のゲスト出演)サマーコンサート レポートと次回コンサートのお知らせ!
恒例となりました、アウラ音楽院八王子教室の講師陣と学芸大、渋谷、上野入谷教室の講師のゲスト出演によるサマーコンサート。春に開催されたコンサートの興奮さめやらぬまま、盛夏の予感も出始めた東京で、充実の講師陣による熱いコンサートが開催されました。以下は森淳一講師によるレポート!クラシック、ジャズ、フラメンコ、ウクレレ多彩な内容で今回もお送りしました。
講師の森淳一です!7月18日のアウラ音楽院八王子教室ギターサマーコンサートが無事に終了したことを、ここに報告いたします。
お暑い中、私たちのコンサートに足を運んでいただいた方々に、講師一同感謝しております。
今回は2人の新講師、木曜日担当の中島晴美先生とゲストの岡本和也先生が初めて参加されました。
まずは火曜日の森淳一が19世紀ギターのパノルモレプリカでN.コストの「リゾンの泉」を演奏。
続いて、中島晴美先生と森淳一の19世紀ギターデュオでヴィヴァルディ、ダカン、バッハを演奏。その後、中島先生はソロも披露してくれました(ガダニーニのオリジナル19世紀ギターを使用。とても良い響きでした)。
中島先生は海外でのコンサート活動も豊富な方で、作曲家兼ギタリストのディアンスに曲を献呈されたこともあるそうです。またスペインギター協会の会長も務めておられます。
土曜日の仙田雅子先生がバリオスの「フリア・フロリダ」、F.タレガの「ラグリマ」など味わい深い小品を演奏。新人ギタリストオーディションを受賞するなど、実力のある若手ギタリストです。とてもはりのある良い音で弾いていました。
月曜日の前場裕介先生は王道のレパートリー、スペイン作曲家アルベニスの名曲を披露しました。「アストゥーリアス」や「グラナダ」などをさすがの貫禄で抒情豊かに演奏。
岡本和也先生は上野の教室所属で、八王子の講師ではありませんが、今回は特別に参加してくれました。音大出身で、作曲活動もされている優秀な若手ギタリストです。武満徹の編曲集「ギターのため12の歌」より、ビートルズの「Hey Jude」「Here,There and Everywhere」をセンスのある演奏で聴かせてくれました。
曲健一先生(ポピュラー、ウクレレ担当)は、ウクレレ、アコギでスタンダードな夏らしい曲で楽しませてくれました。会場ではビールをやりながらゆったりと鑑賞されているお客様もおり、「こんな日はYEBISやりたいですね~」と言いながらアコギで「第3の男」を演奏。ウクレレソロでは打って変わって目の覚めるような超絶技巧を披露して会場を沸かせてくれました。
保科篤志先生(ジャズ、ボサノバ、アコギ、クラシック担当)は高度なジャズのアドリブを聴かせてくれました。遊び心にあふれたテーマを設定し、曲の出だしの和音の一番下と上の音を任意にお客様に選んでもらうという趣向。そこからスタンダードナンバー「Misty」につなげてゆくあたりはやはりさすが。2曲目はマイケル・ジャクソンの名曲「Human Nature」を見事なジャズアレンジで、本人曰く「わざと迷子になってみる即興」という趣向。素敵な演奏になりました。
最後は、菊原剛先生(ポピュラー、クラシック、ウクレレ担当)が充実のフラメンコソロ、テンポの速いブレリアスなどを見事に弾き切り、満場の拍手で締めくくりました。
当八王子教室では年に三回コンサートを行っております。
次回は12月23日のクリスマスコンサートです。お楽しみに!
八王子教室講師の皆さま。後列左より菊原先生、前場先生、森先生、中島先生、保科先生、アウラ音楽院本山会長、事務局スタッフ、前列左から仙田先生、岡本先生、曲先生。皆さまお疲れ様でした‼